東京商工リサーチ(東京都千代田区)は、2023年9月度の全国企業倒産(負債額1,000万円以上)の件数を発表した。

画像=プレスリリースより

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全国全産業合計の倒産件数は720件(前年同月比20.2%増)で、18カ月連続して増加しており、負債総額は6,919億4,200万円となった。

画像=プレスリリースより

そのうち、不動産業は21件で前年同月の14件と比べて194%増。23年8月が33件で前年同月17件だったことから、2カ月連続の前年同月と比べて増加となった。9月の負債総額は79億6,100万円で、こちらも前年同月32億3,900万円から245%以上増加している。

不動産業とも関連のある建設業の倒産件数は、サービス業他の271件に次いで、2番目に多い131件(前年比0.7%増)だった。資材価格の高止まりなどが経営を圧迫する、物価高倒産なども要因となっているようだ。

 
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