LIFULL、ChatGPTを活用した住宅弱者の住まい探し支援AIチャットを提供開始
LIFULL(東京都千代田区)は、米・OpenAI社が提供するChatGPTの技術を活用した、不動産会社に向けた住宅弱者に関する基礎知識や住まい探しでの接客知識を提供するAIチャット「接客サポートAI by FRIENDLY DOOR(BETA版)」を、2023年8月29日より提供を開始した。第一弾は、高齢者と外国籍の方に関する知識を提供する。
LIFULLでは、外国籍や生活保護利用者、高齢者、LGBTQの方など、住まいに十分な選択意がなく困難を抱えている、いわゆる「住宅弱者」と呼ばれる方々に対し、親身になって住まい探しの相談に応じる不動産会社を検索できるサービス「FRIENDLY DOOR」を、2019年より提供している。
2023円8月時点で、どう取り組みへの賛同店舗は5000店舗を突破している一方で、住宅弱者の住まい探しには、当事者に関する基礎知識や専門性の高いノウハウが必要で、店舗ごとに接客スキルの店舗差も浮き彫りなってきているという。
今回リリースした、「接客サポートAI by FRIENDLY DOOR(BETA版)」は、住宅弱者の方に関する基礎知識や専門性の高いノウハウを、ChatGPTのAIチャットにより対話形式で得られるというもの。不動産会社のスタッフが業務の中で感じた疑問も、対話形式で質問することで、回答を得たり解決したりすることができる。
住宅弱者に関する住まい探し支援に特化した接客知識を提供するAIチャットの開発・提供は国内の不動産ポータルとして初となる。