キュラーズ(東京都品川区)は、トランクルーム市場のに関する市場規模と成長予測に関する調査結果を公開した。

画像=プレスリリースより

同調査によると、2023年 トランクルーム(屋内・屋外含む)市場規模は750億円だった。これは、調査が開始された2008年の270億円と比べると、16年で2.8倍に成長してることがわかる。また、成長予測では2030年には1,370億円と、2008年から5倍に拡大する見込みだ。

コロナ禍による住宅変化や住居スペースの縮小などにより、収納ニーズやトランクルーム利用者の増加が進んでいる。

画像=プレスリリースより

国土交通省 令和4年度住宅経済関連データによると、1戸当たりの平均床面積は20年で15%減少しており、特に住宅用の用地取得が難しくなっている首都圏などではより顕著な傾向となっている。比例するように、トランクルーム店舗数は増加を続け12,000店舗を突破し、延べ室数は統計開始以降最多となる55万室を超えた。

特に需要の高い東京23区では、トランクルーム専用の1棟型店舗は、2008年比で6.7倍に増加しており、都市部を中心に品質の高いトランクルームサービスの需要が高まっていることがわかる。

 
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