全国賃貸住宅フェアが開催中【7月19日・20日】イベントレポート
全国賃貸住宅新聞社(東京都中央区)が主催する賃貸住宅フェア2023が、東京ビッグサイトで7月19日・20日の2日間に渡って開催中だ。
今回も、賃貸管理会社や賃貸仲介会社、オーナーだけでなく、不動産事業者やその周辺事業者に向けた様々なサービスが出展している。
Studio LOC(東京都台東区)が提供している「参謀くん」は、不動産管理会社様向けの営業支援クラウドサービスだ。オーナー開拓における提案書などを作成することができる。
船井総研デジタル(東京都千代田区)では、オーナー・家主の情報を登記情報などから取得することができる「リストる」を展示している。管理会社だけでなく、リフォーム会社や塗装会社なども営業リストの作成に利用されているという。
先日当メディアでもイタンジ(東京都港区)への子会社化について取り上げたダンゴネット(国分寺市)は、賃貸管理ソフト「賃貸名人」に加え、既存サービスがイタンジ社の提供する「ITANDI BB」との高い連動性などを売りにしている。
展示会では数社、月極駐車場のオンライン化や効率化サービスが出展しているが、月極駐車場DXのパイオニア的存在が、「アットパーキング」のハッチ・ワーク(東京都港区)だ。「アットパーキング」は月極駐車場の集客支援や契約手続き代行、滞納保証などをすべて無料で提供している。
スマートホームサービス「SpaceCore」を提供しているアクセルラボ(東京都新宿区)は、今回も大きなコマ数で大々的にIoT機器を展示している。
今回は、新たに連動が可能となった、YKK AP(東京都千代田区)のウインドウシャッターと電気錠を実際に操作することができる。
既存物件の電気錠であっても、スマートホーム化することができるという。
CBIT(東京都千代田区)は、オーナー向け収支管理「ビズアナオーナー」を展示している。毎月の収支レポートを見やすいウェブデータとして保存できるサービスで、月額や登録料は無料となっている。
紹介した企業・サービスはごく一部、具体的にどのようなサービスが展示されているかは是非現地に足を運んでいただきたい。
また、目玉企画のセミナーでは、人気経済学者の成田悠輔氏が登壇。同氏をひと目見ようと、セミナー会場には黒山の人だかりができていた。
併催のリフォーム産業フェアでは、水まわりのリフォームに特化したブースやリノベーションアイテムがセレクトされたコーナー、今話題のChatGPTを活用した住宅提案サービスなど、こちらも様々な企業・サービスが出展している。
手前味噌ながら当社も出展している全国賃貸住宅フェアと産業リフォームフェアは、明日が最終日。7月20日(木)の10時から17時まで開催している。