三好不動産、不動産エージェント会社を設立
三好不動産、不動産エージェント会社を設立
三好不動産(福岡市)は、不動産エージェント会社「三好エージェントトラスト株式会社(福岡市:以下、MAT)」を設立し、2023年3月15日より本格的に始動することを発表した。
一般的に不動産エージェントとは、企業に属する不動産従事者ではなく、個人事業主として独立したプレイヤーを指す。企業に属している担当者に比べて、自由な働き方ができる一方で、成功報酬型のフルコミッションで企業と業務委託契約を結んでいるケースが多く、自身の能力が試される。
欧米では不動産エージェント制度が一般的で、不動産の取引においては企業ではなく個の力が重要視されている。また、アメリカでは弁護士と並ぶほど、不動産エージェントの社会的地位が高いことも有名だ。そういった不動産エージェント制度の流れが、日本でも活発になってきている。
三好不動産は、MATの設立の目的にこれまでになかった新たな市場の開拓と、不動産のプロフェッショナルや経験豊富なシニア、ワーキングマザーなどへの新しい働き方の提供があるとしている。
電話で確認をしたところ、3月15日の時点では三好不動産社内から営業担当者2名がエージェントとなり、不動産取引などのサポートに従事するという。
不動産エージェントの雇用形態や給与体系を成果重視の観点で独自に設定することで、今後は就業場所を選ばず全国各地や海外へも展開なども視野に入れているという。