2023年1月26日
東急不動産HDが運営するシニア向け住宅に、VRを活用したヘルスケアサービスを導入
リビンマガジンBizNews
東急不動産HDが運営するシニア向け住宅に、VRを活用したヘルスケアサービスを導入
silvereye(東京都中央区)は、東急不動産ホールディングスのグループ会社の東急イーライフデザイン(東京都渋谷区)が運営するシニア向け住宅「グランクレール」シリーズに対して、VRヘルスケアソリューションサービス「RehaVR」の提供を開始したことを発表した。
「RehaVR」は、ヘッドマウントディスプレイとiPad、足ふみペダルを活用して、足の動きと連動して、ヘッドマウントディスプレイに写るVRコンテンツがリアルタイムで変化するというサービスだ。VRコンテンツは全国各地のパノラマ動画VRになっており、散歩をしているかのような感覚で、下肢筋肉や全身持久力の改善効果を見込んだリハビリやトレーニングが可能だ。
トレーナー側も、iPad上でVR映像やユーザーの状態が確認できるため、安全にトレーニングを行うことができるという。
今回、東急イーライフデザインの「グランクレール」シリーズに導入された背景として、コロナ禍における疾患のリスクなどから、高齢入居者の自由な外出が難しいといったことが挙げられる。外出機会が限られる入居者に対して、VRを活用した外出体験や旅行体験を提供できるとして期待されているようだ。