アイキューソフィア 駐輪場シェアサービスにおける協定を新宿区と締結

アイキューソフィア(東京都新宿区)と新宿区は、「駐輪場シェアサービスによる自転車駐車場施設の設置及び運営に関する協定」を締結した。

左から新宿区・吉住健一区長、みんちゅう・中野里美社長 撮影=リビンマガジンBiz編集部

アイキューソフィアが運営している「みんちゅう SHARE-LIN(以下、みんちゅう)」は、アプリやサイトを通じて、土地やスペースを駐輪場として貸し出すことができるサービスだ。今回の協定により、新宿区は、区民の駐輪ニーズが高いエリアにおいて、「みんちゅう」の整備に向けて必要に応じて協力し、区内の放置自転車・不正駐輪の解消などを図る。

新宿区の集計によると、2021年(令和3年)の特定の1日での放置自転車の数は、1,594台だったという。2020年は2,128台、2019年は3,756台と、年々減少傾向にはあるが、未だに数は多い。

新宿区・吉住健一区長は、「通勤・通学、買い物などの目的で、自転車を利用される方が増えている。また、昨今は自転車の大型化などもあり、そういった様々な要望の中で、区や公有地のみの対応では限界があった。今回の協定によって『みんちゅう』のノウハウを活用していきたい」と語った。

アイキューソフィア・中野里美社長は「アイキューソフィアがオフィスを構えている新宿区に、いつかは貢献したいと考えていた。区と連携しながら小規模分散型の駐輪場を開設していきたい」と意気込みを見せた。

 
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