東急リゾーツ&ステイ ホテル業界で初となるレジレス完全無人売店をオープン

東急不動産(東京都渋谷区)のグループ会社である東急リゾーツ&ステイ(東京都渋谷区)は、同社が長野県信濃町で運営する「ホテルタングラム」にて、レジレスの完全無人売店「タングラムスマートストア」を、2022年12月24日よりオープンすることを発表した。LMCU(東京都千代田区)の無人決済システムを活用したもので、ホテル業界でのレジ精算が不要な無人売店の導入は日本発の取り組みになるという。

画像=プレスリリースより

従来、ホテルタングラムでは売店の営業時間に常駐スタッフを配置する必要があったため、20時以降や早朝の利用はできなかった。しかし、同ホテルはスキー場併設型のリゾートホテルであるため、宿泊客から深夜や早朝にも売店を利用したいという要望が多々あったそうだ。

レジレス完全無人売店の利用方法は、LINEで友達登録したのちクレジットカードを登録し、QRコードをゲートかざすことで入店し、欲しい商品を手に取って(あるいはバッグに入れてもOK)、そのままゲートを出れば自動で決済が完了するというもの。

利用客にとって24時間いつでも売店が利用可能となることに加え、オペレーションコストが削減され、省人化や省力化が可能となり、売店業務の生産性向上にも寄与するという。

 
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