Web3アプリ「TEKKON」渋谷区内にある電柱2,000基以上の位置情報を登録達成
Web3アプリ「TEKKON」渋谷区内にある電柱2,000基以上の位置情報を登録達成
NPO団体Whole Earth Foundation (ホールアースファウンデーション、東京都渋谷区)は、Web3アプリ「TEKKON」の新機能「プロット機能」を活用した実証イベント「電柱聖戦 in 渋谷〜プロット編〜」により、渋谷区内該当エリアの電柱全2,121基の位置情報の登録をコンプリートしたことを発表した。
画像=プレスリリースより
「TEKKON」は、電柱やマンホールといった老朽化するインフラの課題に対して、市民が撮影・投稿・レビューを行うことで、インフラの保全を行うことを目的としたアプリだ。活動に参加しデータを自治体やインフラ企業に提供したユーザーには、仮想通貨を得ることができるという。
今回備わったプロット機能とは、これまで情報を提供しようとした場合は、位置情報と写真の撮影・投稿がワンセットになっていたが、対象インフラの位置情報のみで投稿が可能になったというものだ。
それにあわせて、実証実験として渋谷エリアを対象とした「電柱聖戦 in 渋谷〜プロット編〜」を2022年11月28日(月)より実施したところ、2週間未満でプロットコンプリートを達成したという。
また、プロットの登録達成に続いて、2022年12日16日~18日の3日間で、東急不動産SCマネジメント(東京都渋谷区)と渋谷区観光協会(東京都渋谷区)の協力のもと、電柱写真の収集を図る市民参加型イベント「電柱聖戦 in 渋谷」開催する予定となっている。
位置情報がプロットされた2,121基の電柱が撮影対象となり、参加者が協力しながらミッションクリアを目指すというもの。
市民や住民が、ITやテクノロジーを活用して街の課題を解決していくシビックテック(Civic Tech)の先進事例として注目が集まっている。