「COSOJI」 シェアハウスの日常清掃や備品交換サービスの提供を開始
Rsmile(アールスマイル:東京都中央区)が運営する「COSOJI(コソージ)」が、シェアハウスに向けての日常清掃や設備交換サービスの提供を開始した。
画像=プレスリリースより
「COSOJI」は、不動産管理業務における受発注や工数・データの管理、地域の工務店や働き手とのマッチングや発注をワンストップで提供するサービスだ。
現場作業員との直接的なやりとりや追加業務の依頼などもアプリ上で完結し、清掃箇所や仕様をマニュアル化することで、高品質なサービスを低コストで利用できることが特徴となっている。
今回、シェアハウスへの清掃やメンテナンスメニューの提供に至った背景には、2022年9月頃よりシェアハウス「TOKYOβ(トーキョーベータ:旧「かぼちゃの馬車」)」に対してのサービス提供、成功実績があったそうだ。
2022年4月、シェアハウスの旧「かぼちゃの馬車」をアメリカの投資ファンドであるローンスターグループが取得し、新ブランド「TOKYOβ」での運用が始まった。上京した若者や来日して間もない留学生などに、仮住まいとして家具付きの賃貸物件をリーズナブルな価格で提供するというコンセプトだ。
「TOKYOβ」の運用会社はローンスター傘下のハドソン・ジャパン(東京都千代田区)で、プロパティマネジメント業務は三好不動産(福岡県福岡市)が主導のもと、GGハウスマネジメント(東京都荒川区)やクロスハウス(東京都品川区)といったシェアハウスの運営・管理会社も協力し、1,000物件以上を運営している。
そういった中で、清掃や設備メンテナンスの仕様が物件ごとにバラバラだった課題に対して、「COSOJI」による均一化された高品質なサービスが選ばれたという。
今後は、法人が管理するシェアハウスだけでなく、個人投資家や自主管理オーナーが所有するシェアハウスに対しても広くサービスを提供していく予定だという。