三井不動産と東京ガスが共同で「八重洲エネルギーセンター」を竣工
三井不動産(東京・中央、菰田正信社長)と東京ガス(東京・港、内田高史社長)が共同で設立した三井不動産TGスマートエナジー(東京・中央、水元潔社長)は、7月31日に「八重洲エネルギーセンター」を竣工した。2022年9月1日より、東京ミッドタウン八重洲と八重洲地下街への電気と熱の安定供給を開始し、「八重洲スマートエネルギープロジェクト」が始動する。
画像=プレスリリースより
同プロジェクトは、三井不動産TGスマートエナジーが2019年4月に供給を開始した「日本橋スマートエネルギープロジェクト」、2020年4月に供給を開始した「豊洲スマートエネルギープロジェクト」に続く第三弾。東京駅前に広がる八重洲エリアに自立分散型のエネルギー供給を行うことで、日本の交通および経済の重要拠点である八重洲の国際競争力をさらに向上させる取り組みだ。供給先には、オフィス・商業・ホテルに加えバスターミナル・小学校を含む東京ミッドタウン八重洲だけでなく、既存施設であり都内最大の売り場面積を誇る地下商店街である八重洲地下街も含まれており、街全体の防災力と環境性の向上に貢献する。また、隣接地区で現在開発が進行中の八重洲二丁目中地区第一種市街地再開発事業においても、完成後の建物にエネルギーの供給を予定している。