丸井グループ ツクルバとの資本業務提携を強化、出資方法を社債から株式に変更
丸井グループ(東京・中野、青井浩社長)は、中古・リノベーション住宅の流通プラットフォーム「カウカモ」事業などを展開するツクルバ(東京・目黒、村上浩輝社長)との出資方法を新株予約権付社債から種類株式に変更する。丸井グループはツクルバの種類株式7億円を取得し、ツクルバは既存の新株予約権付き社債7億円を買入消却する。同取引は2022年10月のツクルバ定時株主総会での承認をもって実行される。
画像=プレスリリースより
丸井グループは、2020年7月にツクルバとの新株予約権付社債の引受による資本業務提携契約を締結。2021年4月に新規事業創出と育成を目的とするインキュベーション会社「okos(オコス)」内に専任組織を設け、共創投資と新規事業投資をかけ合わせたイノベーションを進めている。
ツクルバとの取り組みを加速するために、専任組織である「TSUKURUBA事業部」を設置し、今年3月にはワークプレイス付きコミュニティ型リノベーション賃貸マンションブランド「co-coono(コクーノ)」をローンチした。また、5月には「カウカモ」初の体験型ショップ「カウカモショップ」を丸井吉祥寺店にオープンしている。