三菱地所とヒルトンが契約締結 名古屋・栄に「コンラッド名古屋」2026年開業予定
三菱地所(東京・千代田、吉田淳一社長)とヒルトン(米国バージニア州、クリストファ J. ナセッタ社長)は、「コンラッド名古屋」の開業に向けて契約を締結した。「コンラッド名古屋」は、三菱地所、日本郵政不動産、明治安田生命保険、中日新聞社が共同所有し、ヒルトンの運営で2026年夏頃の開業を目指す。
画像=プレスリリースより
ヒルトンのラグジュアリーブランドのひとつである「コンラッド・ホテルズ&リゾーツ」は、現在、世界5大陸に40軒以上のホテルを展開。ヒルトンにとって名古屋への進出は、「ヒルトン名古屋」に続く2軒目で、初のコンラッド進出となる。
「コンラッド名古屋」は、三菱地所、日本郵政不動産、明治安田生命保険、中日新聞社、パルコが名古屋の中心街・栄エリアで進める「(仮称)錦三丁目25番街区計画」の施設内に入る。新たに建設される地上41階建ての複合ビルの10-11階と31-41階に位置する。ビルは地下鉄栄駅に直結し、ホテルのほか、商業施設やシネマコンプレックス、オフィスが入る予定だ。
「コンラッド名古屋」は、約50平米のスタンダードルームを中心とした全170室の客室の他、オールデイダイニングやルーフトップバーなどの料飲施設4店舗、ジム、スパ、屋内プール、エグゼクティブラウンジ、また、宴会やビジネスミーティングの需要に対応するため最大約180名を収容できるボールルームや4つの会議室などを備える予定。ホテルのデザインには、製造業やクラフトマンシップで知られる愛知県のアートや精巧な職人技を随所に取り入れる予定だという。