オープンハウスがマンションのオンラインストアを開始
オープンハウスグループ(東京・千代田、荒井正昭社長)のグループ会社であるオープンハウス・ディベロップメント(東京・千代田、福岡良介社長)は、自社で建設・販売する分譲マンション物件のオンライン販売サービス「OPEN RESIDENCIAオンラインストア」を開始した。
画像=プレスリリースより
オンラインストアでは、間取りや価格に加えて、修繕計画やハザードマップといった従来、店舗にて営業スタッフが渡していた幅広い資料を入手できる。営業スタッフのサポートをあまり必要としない不動産売買経験者をメインターゲットとしており、同サービスから物件の購入をする場合、最大50万円のオプションサービスが発生するなど、マンション事業の販路拡大を目指しながら既存販売網との棲み分けを図る。
同サービスでは、物件閲覧から売買希望物件の売買申込までをオンラインで行うことが可能。公開時点では不動産売買契約と重要事項説明はオープンハウス・ディベロップメントの営業所で行う必要があるが、2022年5月の宅建業法改正による電子契約の解禁に対応し、今後は売買契約及びローン契約までをオンライン完結で行える仕組みの構築を目指す。取り扱い商品のラインナップに関しても、現状はマンション販売からのスタートとなるが、今後は主力商品である戸建やオンライン販売と相性が良い米国不動産も展開を検討している。