野村不動産ソリューションズなど3社 マイナンバーカード認証を活用した不動産のオンライン売買契約を実施
エスクロー・エージェント・ジャパン(東京・千代田、成宮正一郎社長)、サイバーリンクス(和歌山・和歌山、村上恒夫社長)と野村不動産ソリューションズ(東京・新宿、前田 研一社長)は、マイナンバーカードを活用した不動産取引決済における手続きのデジタル化・自動化に向けた共同研究の第2フェーズとして、現行法に即した形式でオンラインを活用した売買契約を実施した。
画像=写真ACより
同研究では、不動産取引の手続きの完全オンライン化に向けた実務フローの検証と実証実験を行っている。第1フェーズで検証した机上シミュレーションに基づき、マイナンバーカード認証を活用した電磁的本人確認の機能を組み込んだオンラインでの不動産売買取引の実務フローを定義している。
2022年4月に、モニターである個人の不動産所有者の物件を対象として、不動産仲介会社、売主、買主が同時に公的個人認証(マイナンバーカード)を用いた電子署名システムへ接続し、重要事項説明から契約締結まで必要な手続きを完了させると同時に、司法書士が売主、買主それぞれ単独でWEB面談を実施し、マイナンバーカードや商業登記電子証明書を用いた電子署名による完全オンライン登記申請が実施された。