リノベーション施工DXのa-tachがツクルバと資本業務提携契約を締結
リノベーション施工サービスを提供するスタートアップのa-tech(東京・港区、板坂宜昭社長)は、中古・リノベーション住宅流通プラットフォーム「cowcamo(カウカモ)」を提供するツクルバ(東京・目黑、村上浩輝社長 )との資本業務提携契約を締結した。両社の協業により、業界課題に取り組み、質の高いリノベーションサービスを適性価格で提供していくことを目指す。
画像=プレスリリースより
a-techは施工会社として、職人の自社雇用・育成を行うことで中間マージンをカットし、リノベーション施工工程をDX化することで、リノベーション施工を手頃な価格でエンドユーザーに提供できるようにしている。
ツクルバが運営する「cowcamo(カウカモ)」の登録会員数は33 万人超(2022年1月時点)、年間200万人以上が利用するサービスへと成長した。物件の仲介だけでなく、購入しながらリノベーションを行う買主へのリノベーションの提案・実施、自宅を売却する売主へのリノベーションの提案・実施、 再販事業者に向けたリノベーションの企画監修、自社買い取り物件の企画開発なども強化する。
両社のアセットを持ち寄ることで、ツクルバにとっては各種リノベーション関連サービスをより高いクオリティで効率的に行い、ユーザー志向のサービスに進化させていくことを目指す。また、a-techにおいては、ツクルバの顧客へのサービス提供を通じた受注増と、リノベーション施工DXをより早く進化させることを目指していく。