帝国データバンク 企業がテレワークで感じたメリット・デメリットを調査、52%がデメリットの方が多いと回答
帝国データバンク(東京・港、後藤信夫社長)は、企業がテレワークで感じたメリット・デメリットについてアンケート調査を実施した。
画像=プレスリリースより
調査結果として、①31.5%の企業がテレワークを実施し、その52.1%がデメリットの方が多いと感じる。②『製造』のテレワーク実施率は『非製造』を7.5ポイント下回る。③ 地域別では、1都3県でのテレワーク実施率が47.2%で突出して高い。④社内コミュニケーションに関連することが一番のデメリットに、の5つを挙げている。
また、自由回答からの具体的なメリット・デメリットについて集計したところ、メリットの方が多いとしている企業のうち「通勤時間や移動時間を有効活用できる」が35.7%でトップとなった。次いで、「新型コロナの感染を防げる」(15.2%)、「ワークライフバランスを実現できる」(13.0%)が続いた。
一方、デメリットの方が多いとしている企業のうち「社内コミュニケーションが減少する、意思疎通が困難」などコミュニケーションに関する問題が26.6%で最も多かった。次いで、「できる業務が限られる」(19.3%)、「進捗や成果が把握しにくい」(14.6%)となった。