NEWVERY 住居のコンセプトをマンガで表現する事業を開始、マンガ家向けシェアハウス入居者が制作を担当
特定非営利活動法人NEWVERY(東京・港区、小崎文恵理事長)は、不動産事業者向けに、住まいのコンセプトをマンガで分かりやすく表現し、居住者などに向けて、コンセプトの理解が広まるようにサポートする事業をスタートした。この事業では、NEWVERYが運営するマンガ家向けの大型シェアハウス「多摩トキワソウ団地」等で生活する作家がマンガ制作を担当する。
画像=プレスリリースより
「多摩トキワソウ団地」では、プロのマンガ家を目指すというコンセプトに基づき、居住者間のコミュニティづくりを重視。住まいの方向性づくりを体験的に理解している作家が制作にあたる。第一弾として、東急が手がける賃貸住宅「スタイリオ妙蓮寺Ⅲ」(神奈川県横浜市)において、オンオフの切り替えが容易なリモート時代に適した住まいのコンセプトを、分かりやすくマンガで表現する業務を行った。
内覧の際、事業者が直接案内することが少ない賃貸住宅では、コーディネートの意図を入居者へ伝えることが難しく、新たな住まいのイメージを浮かべにくい部分がある。そこで、居住者が住まいのコンセプトの理解を深め、新しいタイプの家具を使った住まいの形を想像するために、マンガを活用する取り組みが実施された。