旭化成不動産レジデンス 日本初分譲マンションと社員寮の建て替えでグッドデザイン賞ダブル受賞
旭化成不動産レジデンス(東京・千代田、兒玉芳樹社長)が携わった「宮益坂ビルディング」と「アトラス荻窪大田黒公園」が、2021年度グッドデザイン賞を受賞した。
画像=プレスリリースより
1953年に竣工した旧宮益坂ビルディングは、日本初の分譲マンションといわれている。建て替えでは、出入り口は旧宮益坂ビルディングと同様にグランドレベルで宮益坂側の2か所に設置。新たに2021年渋谷駅直結の銀座線上部デッキが完成したことで、3階レベルでデッキ接続するエントランスも完成した。ガラス主体の外観ファサードは、宮益坂の風景が見える開放的な空間を形成している。
「アトラス荻窪大田黒公園」の建築では、昭和37年から運営されていた「旭化成荻窪寮」が集合住宅として生まれ変わった。街と建物の境界線を消したオープンコミュニティの醸成を目指し、前庭を設けることで圧迫感を解消。さらに、隣接する大田黒公園との一体感を出すシームレスなデザインにもこだわっている。