Olto 不動産プラットフォーム「Villa」、全国の最新地価データが一目でわかるマップをリリース
Olto(東京・渋谷、オーリマンス・アルコ社長)が運営する不動産プラットフォーム「Villa」は、9月に発表された2021年度地価調査含め、全国の地価を地図で分かりやすく確認する機能をリリースした。
画像=プレスリリースより
今回、新設した全国の地価データが分かるページでは、最新の地価上昇率データと連携させたマップがあり、視覚的に数値を確認できる。具体的には、各エリアの最新土地価格(参考値)や、最新の地価調査に基づく地価上昇率・下落率がわかるようになっている。実際の地図上で価格を確認できるので、探している土地の周りの施設や交通網を同時に確認しながら、効率よく土地を探すことが可能になる。
リリースの背景には、軽井沢などの別荘地で地価が上昇していることがある。新型コロナウイルスの経済への影響は根強く、国土交通省の資料によると全国地価平均は2年連続で下落(2021年現在)。特に商業地では下落率が拡大しており、ステイホームによる経済活動低下の影響が大きいといえそうだ。一方、北海道倶知安町や山梨県富士河口湖町など、全国的に有名な別荘地では地価が大幅に上昇。コロナウイルスの影響でリモートワークが一般的になったことで「仕事用の住居」「休暇用の住居」など目的別に複数の拠点を検討する人が増えているという。
コロナ禍が収束してもリモートワークは続くため、過ごしやすい別荘地の地価上昇は根強く続く可能性があると同社は見ている。