歯科医が手掛ける空き家再生事業。千葉市の空き家を若者向けシェアハウスへ
空き家再生事業を行う合同会社慧(東京・江戸川、米山吉洋社長)は、千葉県千葉市にある築45年の空き家を再生し、シェアハウス事業を開始する。2021年10月初旬の完成に向けて、同社サイトにて、工事の様子を工期別動画で配信する。
画像=プレスリリースより
物件は、京成電鉄千原線大森台駅から徒歩6分に位置する築45年の空き家。個室は全7室で家賃は37,000円~39,000円。シロアリ、傾き、雨漏りなどがあり、再生が難しい状態から工事で生まれ変わるプロセスを動画配信していく。
同社は、千葉県の幕張本郷で歯科クリニックを運営する院長によって2021年3月に設立された。歯科治療をする中、学生たちがコロナ禍で閉鎖的な生活を送っている状況を知り、日本の将来に危機感を持つようになったことから、医療だけでなく空き家再生事業で、若者に活気ある居場所を提供したいと考えたという。