スタイルアクト 投資用マンション家賃の相場乖離率ランキングを発表
スタイルアクト(東京・中央、沖有人社長)は、2020年竣工の投資用マンションの家賃の相場乖離率を発表した。調査では、投資用マンションデベロッパー11社の2020年竣工物件の募集事例を同社の賃料査定システムを用いて相場賃料を出し、乖離率を算出した。
画像=プレスリリースより
ランキングで1位だったトーシンパートナーズのZOOMシリーズは、1LDKや2LDKが比較的多く、各立地での稼働率の高い間取り・面積帯を選択している。また、北向きの部屋を高く貸している事例が多く、ZOOM秋葉原EASTの1LDK・北向きは相場より13.1%高い坪単価16,725円で、ZOOM日本橋蛎殻町の1LDK・北西向きは相場より11.6%高い坪単価17,811円で募集して決まっている。
稼働率が高いほど、賃料変動率が高くなるため、相場よりも家賃設定を高くしやすい傾向があるという。同社は、商品開発もこれまでのプロダクトアウトから、マーケットインすることが求められると結論づけている。