日鉄興和不動産 品川でインキュベーションオフィスを開業
日鉄興和不動産(東京・港、今泉泰彦社長)は、ベンチャーキャピタルDNX Venturesとの共同事業として、「品川インターシティ」にスタートアップ企業を対象としたインキュベーションオフィス『SPROUND(スプラウンド)』を開業した。
画像=『SPROUND』Webサイトより
同オフィスの設計・内装デザインは、米国ニューヨークに本社を置くフレキシブルワークスペース事業者Knotel Incが手掛けた。レイアウトを柔軟に変更できるのが特徴だ。日鉄興和不動産は、同社と業務提携し今後のオフィス事業においても協業していくという。
『SPROUND』とは、英語で「芽吹く」を意味する”sprout”と、「循環」を意味する”round”を組み合わせた造語で、スタートアップ企業の成長と「知の還流」がコンセプトになっている。様々なスタートアップ企業が集まり、知識や知見を共有し成長を促すコミュニティを醸成していく。
日鉄興和不動産は、今回の開業を通じて品川エリアの産業発展と「スタートアップ企業の聖地化」を目指す考えだ。