PinT 賃貸内見時における電気契約切り替えの自動化をスタート
東京電力グループの電力会社PinT(東京・千代田、田中将人社長)は、不動産テックのイタンジと協業し、 PinTの賃貸管理会社向け業務効率化サービス「PinT with 賃貸」とイタンジのリーシング業務サービス「ITANDI BB (イタンジ ビービー) 」を連携させることで、賃貸物件の内見時の電気契約切替の自動化を可能にした。
画像=プレスリリースより
管理会社は「ITANDI BB」上で内見日を入力すると電気の利用ができ、新たな入居を機に行う電気の解約手続きを含め、電力会社への電話での契約申込や解除が不要になる。また、全物件分まとめた請求書が発行されるので支払処理のコストを削減できるのも特徴。
昨今のスマートメーター普及の加速で、管理会社は退去後、新たに電力契約・解除を電話でする必要があり、各物件ごとに紙の請求書を処理しなければならないケースがあった。同社では、こうした業務負荷を自動化することで、賃貸管理業の生産性向上につなげたい考えだ。2020年7月から賃貸管理会社2社で運用を開始するという。