GOYOH ESGの面から収益不動産の価値を上げるSaaSサービス開始
GOYOH(東京・新宿、伊藤幸彦社長)は、ASTERISKと共同で国内のCRE不動産所有者・運用者向けにESGを実現する不動産テックサービス「EaSyGo」のベータ版を開発した。7月から北海道ニセコのラグジュアリーリゾート施設や東京都心部のオフィス・商業施設・レジデンスでの実証実験を開始する。
画像=プレスリリースより
同サービスには、不動産とその利用者に関連するカーボンフットプリント(温室効果ガス排出量)を解析した削減・相殺プログラムや、ESG目標のテナントへの啓蒙、各物件・施設固有の目標達成への具体的な方法の提供、ESG・健康性・生産性と持続可能性を念頭にした各種ライフスタイルサービスの提供(地域コミュニティサービスなど)が機能として盛り込まれている。
同社によると、国内不動産におけるESGの導入は急速に関心が高まっているが、建物自体の消費エネルギーを改善するハード面での取り組みが主流だという。しかし、海外では「テナントの日々の活動」というソフト面がエネルギー削減に大きく影響すると示唆されており、ソフトESGの実現が不動産価値を上げる上で重要になってくる。そのため、今回のサービス開発では、ハード面に加え、ソフト面でのESGの取り組みを導入した。