クラスコ 不動産会社の新型コロナ対策の事例を共有するWebイベント開催
クラスココンサルファーム(石川・金沢、小村典弘社長)は、6月22日に不動産会社のコロナ禍における優れた取り組みを共有するWebセミナー「TATSUJIN SWITCH ONLINE」を開催。全国から148名が参加した。
画像=写真ACより
同セミナーでは、新型コロナによりどんな影響があったのか、どのような対策を行ったのかを事前アンケートで調査し、取り組み内容を共有していった。賃貸仲介業への影響としては、集客、成約件数、売上が減ったと答えた企業がそれぞれ8割近くに上った。一方、賃貸管理業では、家賃減額の要求や滞納、解約増加等、全体の98%が「影響があった」と回答。
テレワークに関しては、52%が「すでに実施」、37%が「検討中」という結果だった。新型コロナ対策のためにテクノロジーを活用を行ったかという問いに対しては、「新しく導入した」会社が55.8%、「検討中」が40.4%と多くの会社がデジタルシフトの重要性を感じている結果となった。セミナー内では非対面接客や業務改善のためのITツール活用の事例も共有されたといい、今後、不動産業界においてデジタル活用は急務といえる。