アットホーム AIを活用した不動産クロージング技術の共同研究を開始
アットホーム(東京・大田、鶴森康史社長)は、データ解析を行うアットホームラボ、マーケティング事業のGFLと業務提携し、AIを活用した不動産クロージング技術についての共同研究を開始した。
画像=写真ACより
研究の具現化策として、2020年秋頃に物件のアピールコメント自動生成機能を「ATBB(不動産業務総合支援サイト)」に搭載予定。現状、不動産サイト「アットホーム」では、不動産会社が1件ずつ物件のアピールコメントを作成・手入力しているが、自動生成機能によって業務負担の軽減のほか、他物件と比較して特徴的な条件・設備に関するコメントを優先的に採用することが可能になる。
同社では、今後、「物件の潜在価値抽出技術」「顧客洞察抽出技術」「言語化技術」の3つの領域で、不動産取引のクロージング技術の研究を進める。研究を通して、アットホーム加盟店の早期成約と消費者のスムーズな住居探しへの貢献を目指す。