ラクーンHD 子会社2社の家賃保証事業を統合
ラクーンホールディングス(東京・中央、小方功社長)は、完全子会社のラクーンフィナンシャルの事業用家賃保証事業を、同じく完全子会社のALEMOに承継する吸収分割の手続きを完了したことを発表した。これに伴い、ALEMOはラクーンレントに社名変更した。
画像=プレスリリースより
ラクーンフィナンシャルでは、オフィスや店舗など事業用物件で家賃の滞納が起きた場合に代わりに支払う家賃保証サービスを展開。一方、ALEMOは主に関東圏の居住用物件で家賃保証事業を行ってきた。両社の家賃保証事業を統合することで、事業用・居住用サービスをワンストップで提供し、事業拡大を目指す。
ラクーンレントの高山茂満社長は、「居住用では最大で家賃48か月分の保証範囲で提供中。また、今回の統合によって事業用の保証範囲は24か月に拡大される。新型コロナウイルスの感染拡大をきっかけに家賃債務保証の必要性が再認識されている今、両者の強みを活かして顧客に安心を届けていきたい」と意気込みを語っている。