新型コロナで景況悪化不安 返済額下げる住宅ローン借換サービス開始

画像=PIXABAY

オンライン住宅ローンサービスのMFS(東京・千代田、中山田明社長)は、新型コロナ対策用の住宅ローン借り換え「家計安心プラン」を3月27日から提供を始めた。

「家計安心プラン」は、住宅ローンを借り換えて、返済期間を延ばすことで、毎月の返済額を大きく減らすことを目的としたプランだという。

通常では、住宅ローンの借入後に返済期間を延長して毎月の返済額を減らすことは金融機関の同意がなければできない。「家計安心プラン」では、現在借り入れ中の金融機関から、別の金融機関の住宅ローンに借り換えを行い、その際に返済期間を延ばすで、毎月の返済額を削減する。

MFSが提供する住宅ローンサービスの「モゲチェック」では、利用者の年収や雇用形態などの情報から最適な条件の金融機関をマッチングし、借り換え代行までおこなっている。

今回の「家計安心プラン」開始についてMFSでは、新型コロナウイルスの影響による幅広い企業の業績悪化から、給与カットや雇用調整の不安が拡がっていることが背景にあるという。

 
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