売出価格は慎重に考える
今まで住んでいる住宅に愛着を持っている人というのは多いと思います。売却を考えた時に、大事にしてくれる人が良いと考える一方で少しでも高く売りたいと考えるのが心情かと思います。ただ、売却価格の設定の際には慎重に価格設定をするようにしましょう。最近ではインターネットなどで手軽に周辺相場を調べることができます。他の家にはないポイントがあるならばともかく、一般的な住宅であれば周辺相場を把握したうえで売出価格を設定しましょう。
リフォームは清潔感を重視して
売却活動を行う前に、住宅のリフォームを行う人は多いと思います。最新のユニットバスやシステムキッチンにリフォームして売却に出す人もいますが、こういったものについては好みが分かれることもあり、必ずしも高値で売却できる要因になるとは限りません。また、リフォームは自分自身で行うので、家自体は安く購入したいという人も少なくありません。そのため、大がかりなリフォームを行うよりも、壁紙や障子といったような簡単だけど汚れやすいものをリフォームして清潔感のある部屋に見せる事が重要だといわれています。
見落としがちな部屋の匂いに注意
家を売却するときに、見た目の綺麗さにこだわる人は多いです。ですが、内覧するにあたり、それと同じように重要視される、もしくはそれ以上に重要視されるのが部屋の匂いです。匂いというのは自身ではわかりづらいものですが、部屋の馴染んだ匂いも人によっては不快に思うこともあります。そのような匂いでせっかくの購入の機会をふいにするのはもったいないです。早めに消臭剤を設置して匂いを緩和させたり、内覧の前には部屋全体を換気したりして空気の入れ替えを行っておくことが重要でしょう。
オープンハウスを活用してみる
一般的には不動産仲介業者との連絡を通じて、時間を調整して内覧が行われます。しかし、事前予約のような形は予定が合わなかったりすることもあり、効率が悪いことがあります。そのようなときには、休日などの一定の時間帯をオープンハウスにして、自由に内覧をできるようにして見ましょう。購入意欲が低くても、自由に内覧できることで思わぬ購入希望者が現れる可能性があります。