どうやって売買価格を決めればいい?
物件の売却などしたことがないという人がほとんどだと思います。そのため、いざ物件を売却しようとするとどのような価格に決定すればいいのかわからない場合が多いのではないでしょうか。誤った価格の決め方をして損をしたり、売れないといった状況は避けたいものですよね。今回は不動産の売却価格を決めるポイントをご紹介したいと思います。
物件価格の基本的な考え方
不動産の売却価格を決めるのは非常に重要です。不動産というのはオンリーワンのものであり、ほかに同じものは存在しません。地域的に同じ場所であったとしても、土地の形、広さ、方角、近隣の環境など千差万別です。また、マンションであっても階層や部屋の位置、部屋の内装によって大きく価値が変わります。そして、それらの要因によって価格も大きく変わってきます。その不動産のメリットやデメリットを把握したうえで売却価格を上下させる必要があります。また、売却を行うタイミング次第で相場というのは大きく変わります。まったく同じ建物であっても、タイミングで相場が上がったり、逆に下がってしまう可能性があるのです。さらに、実際に売買を行う相手とのやり取りによっても変わってきます。もう少し値段が下がれば購入する人もいますし、即決で購入する人もいます。最終的な売買価格というのは、買い主の判断にも影響されるのです。
物件の適切な相場の調べ方とは
物件やタイミング、買い主によって売買価格が大きく変動するとはいえ、ある一定の相場を調べることはできます。最も早いのは、インターネットなどの不動産情報サイトで、近隣の中古物件を調べてみることです。住所や土地の広さ、築年数などをいろいろ見ていくことで、ある程度の相場を確認することができます。また、複数の不動産業者に売却の見積もり査定をしてもらってもよいでしょう。無料で物件の査定してもらうことができますので、複数の業者に依頼することでおおむねの相場を調べることができます。