媒介契約前に何を確認すればいい？
住宅を売却する場合、ほとんどの人が不動産業者に仲介を依頼すると思います。その時に、媒介契約を締結するのですが、どのようなことに注意しておけばいいのでしょうか？今回は、媒介契約を締結する前に確認しておきたい注意点についてご紹介したいと思います。
しっかり自分の希望について意思表示する
媒介契約をする前には、物件売却について様々な話をすることが多いです。そこで自分自身がその住宅をどのようにして売りたいのかを明確に伝える必要があります。主に次のようなことについてはしっかりと意思表示をしておきましょう。・引越しはいつするのか、もしくは契約後いつまでに出られるのか・売却代金の使途（買い替え、住宅ローン返済があるのかどうかなど）・いくらぐらいで売却をしたいのか・近隣住人への宣伝広告活動をしてもいいのか場合によっては、希望通りにすると売却が難しくなることがあります。そのような場合は不動産業者と相談をしながら進めていきましょう。
どこまで仲介してくれるのかを確認しておく
媒介契約を締結する前には、どのようなサービスを行ってくれるのかを聞いておく必要があります。主に次のようなことをしっかりと確認しておくようにしましょう。・販売活動売り出す物件をどのような媒体や機関に掲載するのかを確認しておきましょう。特にホームページなどのインターネットへの掲載や他の不動産業者との連携などを確認して、希望がある場合はしっかり伝えるようにしましょう。・販売活動の報告や報告方法特に専任・専属専任媒介契約を結ぶ場合は、法律で不動産業者からの報告が義務付けられています。形式だけの報告ではなく、細かい報告を受けることができるのか。販売活動に他社にはない強みがあるのかを具体的に確認しておく必要があります。一般媒介契約の場合は報告が義務付けられていませんが、義務でなくとも報告をしてくれるのか確認しておくとよいでしょう。・特有のサービス媒介契約を依頼すると、その不動産業者特有のサービスを受けることができたりします。売り出す物件の調査を行った時にその細かい結果を教えてくれるサービスや、一定期間で売却に至った場合の手数料の割引など様々なものがあります。
