どれくらいで家が売れやすいのか？
中古住宅を売却する場合、ほとんどの人が不動産業者に媒介契約を結んで買い手を探してもらうことが多いと思います。媒介契約を結んだ場合、どれくらいの期間を目安に売却に至ることができるのでしょうか？今回は、中古住宅の売却期間の目安についてご紹介したいと思います。
早いときにはとんとん拍子に決まることも
売却に適した時期というのは、春ごろや秋ごろといわれることが多いのですが、良い物件を探したいと意欲的な買い手、常に一定数存在しているといわれています。そのため、インターネット上などに物件が掲載されると、希望にかなう物件であればすぐにチェックして内覧の予約を入れるという人は意外に多いようです。そのため、好条件の物件の場合、とんとん拍子に進めば早いと1週間ほどで契約に至るというケースもあるようです。早く契約に移るコツがあるとすると適正価格で売却するという事が重要になってくるようです。
目安期間は3か月と考えておく
中古住宅を売り出してから、売却に至るまでの期間としては3か月をめどに考えていくとよいでしょう。3か月というのは、一般的な媒介契約の期間であり不動産業者が出す中古住宅の査定額というのは、3か月で売却できると想定しての査定額となっていることが多いようです。3か月を経過しても売却できない場合は、高過ぎる値段で売り出しているか、タイミングが悪いかという場合が多いとされています。査定額より高い値段で売却していた場合、値段を下げることで、すぐに売却に至ることもあります。ですが、一度値下げをしてしまうとまた値下げするのを待たれてしまう可能性もありますので注意が必要です。
鮮度が悪くなると売れ残ってしまうことも
目安の3か月を経過しても、値下げなどの対策をせずに売り出しを続けることも可能です。ですが、中古住宅というのは、ある意味鮮度が重要だとも言われています。長く掲載されているという事は、何か問題があるのではないかと勘繰られることがあるのです。不動産業者も積極的にならなくなったりして、悪循環に陥ってしまうこともあります。3か月を経過した時には慎重に売り出し計画を見直していきましょう。
