マンションは共用施設も魅力の一つ
一戸建てではなく、大規模マンションなどの購入を希望する人の中には、マンションに敷設されている共用施設についても重要視している人がいます。キッズルームやゲストルームはもちろんのこと、スポーツジムや温泉まであるマンションも存在しています。一方でマンションに住みたいけれども、あまり過剰な共用施設はいらないと感じている人も少なくありません。マンションの共用施設が充実している魅力や、デメリットはどのようなものがあるのでしょうか。
戸建てではなかなか味わえない充実感
マンションの共用施設は、ある意味一番の魅力と考えている人がいます。マンションの人だけが使用できるジムなどの施設といった、一戸建てに住んでいる場合自前で準備するとかなりの維持費がかかるものを、ある程度の管理費を毎月支払うだけで使用することができるのです。高級マンションになればなるほど、充実度は増しているとも言えるでしょう。そういう意味では、一種のステータスとして魅力を感じる人も少なくありません。
管理費がかかる一方かもしれない
このような特別の共有施設というのは、確かに魅力的かもしれませんが、通常のマンション以上の管理費が必要となります。使用する人にとっては魅力的かもしれませんが、使用しない人にも一律の負担が求められてしまうことが多いため、マンション内のもめごとになることも少なくありません。
マナーの問題や、将来的な廃止の危機も
また、キッズルームやゲストルームなどは、一部の住民が私物化してしまい、平等に使用できなくなるというリスクもあります。これについては、あくまでも個人のマナーによるものですので運次第とも言えるでしょう。また、こういったことが続いてしまったり、費用がかさんでしまうことで将来的には廃止されてしまい、無駄な空間だけができてしまうというリスクがあります。
充実の共用施設も善しあし
これらの共用施設は大きなメリットである一方で、場合によってはデメリットにもなる可能性があります。購入する際は、その施設が本当に必要なのかどうかを確認して購入するとよいでしょう。