大切な住宅を少しでも高く買ってほしい
家を売る事情というのは人それぞれです。単純にローンの支払いができなくなったという場合もありますし、仕事の都合で遠くまで引越しをすることになってしまったという人もいるでしょう。一度購入した住宅というのは、売却する際にはかなり値段が落ちてしまうと言われています。ですが、ちょっとしたことに気を付けておくだけでより高値で売却することができます。
複数の不動産屋に見積りをしてもらう
家を売却することを決意したら、まず売却価額を設定しなければなりません。不動産会社に販売の媒介を依頼すると多くの場合、査定を行って売却価額の見積もりをします。この査定を1社だけしかしないと、業者によっては早く売りたいがために相場よりも安く提示されることがあります。このような事態を防ぐために最低でも2つ、できれば4~5つの不動産会社に査定をお願いするようにしましょう。実際にその価額で売れるかどうかはともかく、平均などから大体の目安を知ることができます。
入り口や内装を綺麗に掃除しておく
中古住宅を購入する人というのは、第一印象でその家が購入に値するかどうかを見定めることが多いです。ですので、何回も見に来る人というのは購入してくれる可能性が高いです。第一印象が重要ということは、最初に目に入るイメージですべて決まってしまうこともあるということです。玄関やアプローチまでの道のりを掃除したうえで、ほんの少し花などを飾っておくだけでも印象が大きく変わります。また、内装に関しては必要経費と割り切ってハウスクリーニングを依頼して綺麗にしておいてもいいかもしれません。
ガツガツせずに落ち着いた対応を
中古戸建の売却は、詰まるところ人と人との取引です。いくら良い家であったとしても売主が横柄だったりすると購入意欲が減退してしまいます。また、良いところをマシンガンのように言い続けるのではなく、相手が尋ねてきたときに落ち着いて質問に答えるようにしておくと印象が良くなりやすいです。あまり矢継ぎ早に宣伝すると、急いで売りたい理由があるのではないかと勘繰られてしまう可能性があります。