「今は賃貸だけど、そろそろ自分の家が欲しい」と考えたとき、迷うのはマンションにするか戸建てにするか、戸建てなら建売り住宅にするか注文住宅にするか、ということではないでしょうか。私は現在、注文住宅で戸建てを建築中なのですが、決断をするまではやはりその3択で迷っていました。そこで、注文住宅を選んだ決め手や、マンション・建売り・注文住宅それぞれの特徴、気をつけないといけないことなどを、3回に分けてご紹介していきたいと思います。
*マンションを購入する上で…
【特徴① 立地条件】
マンションはすでに建っているものか、建つ予定のものを購入する場合がほとんどなので、立地の条件を考えやすい利点があります。例えば電車をよく使う場合、駅近や乗換えのしやすい場所を選んだり、子どもの学区内や仕事場の近くで捜したりなど、自分に合った立地条件の物件を探しやすいです。
【注意点】
便利な駅・路線近くにしたことで住んでみたら騒音が気になる、子どもの学区内でマンションを見つけたけど商業施設が近くになくて不便、など住んでみて気づく問題点もあります。駅近は譲れないけど電車の音が気になるので高層階にしよう、学区内でも自転車である程度行動できる立地がいいなど、立地条件+αのことも考えてみてくださいね。
【特徴② オートロック・セキュリティ】
しっかりした防犯管理会社に依頼しているマンションなら、セキュリティ面での不安も少なくなります。自分で特別な対策をしなくても、防犯カメラ・オートロックなどの設備が充実していれば、ある程度のセキュリティは保証されると言えます。個人の表札を出す必要がないのも、今の時代メリットの1つかもしれませんね。
【注意点】
例えば家をよく訪れる友人にオートロックの番号を教える、などしてしまうと、そのマンションのセキュリティレベルが下がってしまうので、気をつけましょう。
【特徴③ 賃貸に出す場合】
田舎に帰る、転勤になってしまった、子どもが生まれ手狭になったなどの理由で、購入したマンションの扱いに困った場合、賃貸に出すという選択肢があります。駅から近い、人気の区・町にある、最近その地区の開発が進んでいる、マンション内にジムや温泉があるなど、条件によっては十分な家賃収入が見込めます。
【注意点】
人に貸せる状態にしなければいけないので、ハウスクリーニング・リノベーションなどの初期費用が高額になる可能性があります。また、借り手が付かない期間がある、というリスクも考えておく必要があります。
*その他注意点…
・毎月の管理費や駐車場代がかかる
・隣、上下階への騒音の配慮
・戸建てに比べると部屋が狭い
*まとめ*
マンションは戸建てに比べると探しやすく、自分で手配しなくても住むのに十分な条件がそろっている場合が多い、というメリットがあります。注意点も踏まえながら自分の条件に合うかどうか、考えてみてくださいね。