春から大学に通う新入生や、就職が決まった新社会人のみなさん。そろそろこれから住む家を探し始めるころではないでしょうか。私の妹もこの4月から東京で新生活を始めるのですが、しばらく新居探しの手伝いで忙しくなりそうです。家賃は住む地域によって大きく変わるので、今回は、”家賃以外”で賃貸選びをするときに抑えておいてもらいたいポイントを、「家の周り編」と「家の中編」に分けてご紹介します!

 駅からの距離

車での通勤をする場合はあまり関係ありませんが、東京など電車移動が必須の土地では、駅から近いかどうかがかなり重要なポイントになります。駅まで片道徒歩7分と10分ではあまり差がないように感じますが、往復にすると14分と20分で大きく違います。実際に東京で暮らして感じたことは、駅まで片道徒歩7分くらいまでがちょうど良いということです。近すぎると家賃が高くなり、遠いと移動に余計な時間をとられます。また、賃貸紹介サイトに載っている駅までの分数は信号待ちの時間などが計算されていないので、実際にかかる時間は表示の+2~3分で考えるのが良いと思います。

② 周辺の施設や環境

できれば徒歩圏内に必要な施設や環境が整っていると、とても便利で過ごしやすいですよね。ですが、完璧な環境はなかなか探すのが大変なので、譲れないポイントを押さえておくのがおすすめです。自炊をよくする方は、近くに大きめのスーパーがあるかを重視しましょう。コンビニでは扱っていない食材や雑貨が手に入るのと、お米など重たいものを購入した時でも、家が近ければ運ぶのに負担が少ないです。映画やDVDを見るのが好きな方は、近くにレンタルショップがあると嬉しいですよね。特に家から駅までの間にあれば、学校や仕事の帰りなどに寄ることもできます。本をよく読む方や、勉強をする場所を確保したい方は、近くに図書館があると役に立ちます。また、電車の移動時間はほど良い読書タイムにもなるので、図書館で本を借りるのはいい暇つぶしになりますよ。他には病院市役所郵便局なども近くにあるととても便利です。

 街灯の数と明るさ

特に女性に気にしてもらいたいのが、住む地域の街灯の数や明るさです。普段賃貸探しは昼間明るい時間に行うものなので気づきにくいですが、生活する上で、家に帰る時間のほとんどは夕方から夜、暗くなってからです。駅周辺はとても明るいですが、少し離れるだけで街灯の数が減り、薄暗くなる地域はたくさんあります。自分の身を守るために、夜でも安心して歩ける街灯の多い場所を選ぶのも、ポイントの一つです。

*まとめ*

家の周りの環境は、住んでみないとその必要性になかなか気づけないものです。住む前と住んだ後のギャップを埋めるためにも、今のうちに普段の生活を振り返り、自分に必要なお店や施設などを考えておきましょう!

 
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