土地を売るのであれば、できるだけ高く売りたいと思っている人がほとんどではないでしょうか。
そのためには、事前に上手な土地の売り方を知っておく必要があります。
ここでは土地を売るなら知っておきたい基本的な知識をお伝えします。
自分の土地の詳細を知ろう
土地や物件を購入する時に登記を行いますが、現在の状況と登記の内容が異なっていることが珍しくありません。
土地を売るのであれば、きちんと売りたい土地について知っておくことが重要です。
隣の土地との境界はどこなのか、土地はどんな形をしているのかといったことを法務局から地図を取り寄せて把握しておきましょう。
正確な面積を把握したいのであれば、測量を依頼するのが確実です。
不動産業者を介して売却する場合でも、予め自分が売りたい土地のことをよく知っておいた方がトラブルを予防できます。
査定額=売却額とは限らない
土地を売る時は、不動産会社に査定を依頼します。
しかし、不動産会社の査定額はあくまでも「この価格なら売れそう」という価格のため、いざ売却するとなったときその査定額で売れるとは限りません。
査定額よりも安くなる場合もあれば、高くなる場合もあります。
不動産会社に土地を買い取ってもらう場合は、いくつかの不動産会社に査定を依頼して比較してみると良いでしょう。
仲介と買取、2つの売り方がある
土地を売却する際には、仲介と買取2つの売り方があります。
仲介は、不動産会社に土地の購入者を見つけてもらう売却方法です。
仲介で土地を売却する場合は、売却金額に応じた仲介手数料を支払う必要があります。
土地を売却する際は、仲介手数料の金額だけでなく、仲介手数料の支払い条件などについても不動産会社の担当者に詳しく聞いて不明な点を無くしておきましょう。
仲介手数料には法令で決められた上限があります。不動産会社はその上限を超えて仲介手数料を請求することはできないことも心に留めておいてください。
買取は、不動産会社に売却する方法です。
買取は不動産会社に売却するため、仲介手数料は発生しません。