マイホームを購入するとなると、マンションか戸建てかで迷うという方は少なくないかと思います。さらに数十年後に売却することまで考えると、また話がややこしくなってくるでしょう。今回はマンションと戸建てのメリット・デメリット、そして売却する際のポイントなどについて説明していきます。
購入するならマンション?戸建て?
そろそろマイホームを購入しようかとお考えの方、マンションか戸建てで迷っていたりしませんか?やはり大きな買い物ということもあり、その選択には慎重になっているかと思います。さらにその後の売却のことまで考えると、いったいどちらが有利になるのでしょうか。今回は、マンションと一軒家のメリット・デメリットについて紹介していきます。
マンションのメリット・デメリット
まずマンションのメリットとしては、戸建てに比べて価格が安い傾向にあるということです。例えば駅からの距離や周辺施設など、まったく同じ条件であるならば基本的にマンションの方が安くなります。またセキュリティなどの面を見ても、やはりマンションの方が良いでしょう。
デメリットとしては、やはり管理費や駐車場代など、物件の価格以外の費用が掛かってしまうということでしょうか。他にもマンションの管理組合への参加が義務づけられていることがあったり、騒音には細心の注意を払う必要があったりなど、周囲への気遣いに悩まされることもあるかもしれません
戸建てのメリット・デメリット
では戸建てのメリット・デメリットについて紹介していきましょう。まず戸建てのメリットとしては、マンションで必要だった管理費や駐車場代などがかからないということです。さらにマンションと違って管理組合などはありませんし、リフォームだって自由に行うことができます。
デメリットとしては、同じ条件でもマンションよりやや高額になりやすいという点でしょう。また防犯も各家でキチンと行わなければならないという面もあります。
売却まで考えるなら戸建てが有利
このように、住むのであればマンションと戸建てそれぞれにメリット・デメリットがあります。自分たちの生活スタイルに合わせて選ぶのが最もいいでしょう。しかし、これが売却するとなると、大きな差がでてきます。
実は売却まで考えると、戸建ての方が有利になります。建物には「耐用年数」というものがあり、年数がたつほど建物自体の価値が落ちてしまいますが、それはマンションも戸建ても同じです。
戸建ての最も大きなポイントは、その土地も含めて売却することができるということです。土地には耐用年数というものがなく、何年たってもその価値が大きく変わるということはありません。つまり購入から十数年たってから売却ということになっても、土地の分だけ資産としての価値が高くなりやすいのです。購入費用が高くつく分、売却する際も有利になりやすいということですね。