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「うちの会社は上場してないから株価の高い・低いは関係ない」「株式投資なんてしないから株価に興味ない」という人も多いでしょう。よくここまで読んでくれました。そんなあなたにも、株価は関係あるんです。年金ですよ、年金。
みなさんが納付した年金は、年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)という機関がまとめて運用しています。運用資金から年金を払うわけです。GPIFの運用資産の25%が国内株式です。だから、株価が下がりまくると、将来受け取る年金に影響が出る可能性があります。いいですか、ただですら心配な老後がさらにあやうくなっちゃうんです。株価は多くの人に影響があるわけです。
最後に。株は高いことに越したことはないと書きましたが、実際は企業の「実力」を大きく上回る株価が長期間続くことはあまり望ましくありません。過大評価された状態って、長くは続きませんから。結局のところ、地道な努力で稼ぎを大きくして、将来の成長期待を高めて、株価もそれに伴って上がっていく。その時、本当に「株価が上がって嬉しい」状態になるんです。