一番大切なのは年に一度の本決算
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まず3月末が決算の会社の場合、4月1日から3月31日までにおきたことを決算としてまとめます。
でも上場している企業の場合、決算を開示するタイミングは年4回に増えるの。1年に1回しか、会社の状態が分からないのでは、恐くて株が買えないからね。
だから、4~6月までをまとめた第1四半期、7~9月までの第2四半期(半期のまとめなので通称「中間決算」と呼ばれます)、10~12月までの第3四半期、そして第4四半期は1年の総まとめとして「本決算」と呼ばれます。
一番大事なのは本決算、次が中間決算です。3月末決算の場合、だいたい4月下旬から5月にかけてこれらの決算が発表されます。しっかりと間違いないか確認するために、少し時間がかかるからよ。
では、決算書はどこで手に入るのか。上場企業などの決算の資料は、金融庁が運営するEDINET(エディネット)というサイトで企業ごとに検索するか、または各会社のホームページの「投資家情報」や「IR情報」などのページで見ることができます。1回、見てみて。
ここで見られる資料については、次回、また説明します。
とにかく決算は会社の1年間の成績がわかるもの。それだけでも、覚えておいてね。