家を購入するのは、一戸建て?それともマンション?

家を買うなら戸建て。ガーデニングもできるし、何よりも上の住人の騒音も気になりません。

自分だけの家ですから、増築など比較的に自由に住むことができるでしょう。

一方、マンションなら駅から近かったり、冬暖かく、戸建てほど暖房費がかからないというメリットも。

セキュリティーでも安心できる面もあるます。

どちらを選ぶかはその人次第。 ではありますが、今回は家を購入したあとにかかる金銭面から考えてみましょう。

金銭面には2つあります。

① ひとつ目は不動産にかかる固定資産税や都市計画税などの保有時にかかる税金

② 二つ目は、ランニングコスト。

税金のお話は、次回に回すとして、今回はランニングコストについて考えていきましょう。

ランニングコストとは、管理費などマンションを維持するためのコストを指します。

ひと言でいうと、戸建て住宅には発生しない費用だと思ってください。

実はマンションのランニングコストが無視できないほど、大きな負担となって圧し掛かってくる可能性があります。

都市部における75㎡程度のランニングコストは毎月、46,000円もかかるのです。

具体的には:

ランニングコスト

ひと月あたりの目安

 (都市部 75㎡程度)

①管理費

14,000

②修繕積立金

15,000

③駐車場代・駐輪場代

15,000

④ルーフバルコニーや庭の使用料 など

2,000

合 計

46,000

もしかしたら、マンションを購入しようと考えている方の中には、修繕積立金があるので安心する方も多いのではないでしょうか。

でも、ご注意ください。修繕積立金は、廊下や玄関などの共用部分の修繕のみですよ。

自分のお部屋の分は、別に用意しなければなりません。

先日、私の友人のマンションが古い立体駐車場を撤去して、平地にするという工事を行いました。

マンションの分譲当時には、多く住人が車を持っていましたが、現在は住民も老齢化。

車は持っている人は少なくなり、追い打ちをかけるように、立体駐車場の故障が多くなり、動かなくなってきていたのです。

そこで、通常の修繕積立金とは別に、床面積に応じたお金を徴収されました。もちろん、車を持っていない方も負担するのです。

通常、新築マンションの売り出し時の修繕積立金は、低く見積もっていることがほとんど。

いざという時には、追加での負担が生じることを、予測することは難しいものですが、

修繕積立金の値上げというお話もよく耳にします。

家を購入する場合にかかるコストは、ランニングコストだけではありません。

リフォームのコストも念頭に置いてくださいね。

35年間のローンを組んで、やっと払い終わったとしても、35年後の我が家はきっと、ボロボロ。

一般的には20年ごとに水回りのリフォームが必要なのではないでしょうか。

以外にかかる持ち家コスト。

購入時には、保有時のコストを考えるのも忘れずに!

幸せな生活を送りましょう。

 
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