利便性などから希望のエリアを決める
4月からの新生活を目前に、一人暮らしをするための家を探される方もいるのではないでしょうか。ゆっくりとした時間を安心して過ごすためにも、物件選びは重要といえます。物件を探す方法で多いのが、利便性や住みたいエリアなどを決めてから、希望する家賃の金額に近い物件を選択する方法です。
学生であれば学校へ、社会人であれば会社へ毎日のように通勤・通学することになるでしょう。その際に少しでもゆっくり眠りたい、通学や通勤ラッシュが苦手という場合は、学校や職場の近くのエリアをチョイスするケースが多いようです。中には、ここに住んでみたいと思っているエリアがある人もいます。ただ、後者の場合、人気のエリアであれば競争率が高いだけでなく、人気の分だけ賃料が高い傾向にあります。ですので、予算が限られているのであれば、前者の利便性から選ぶようにするとよいでしょう。
家賃の希望価格や間取りの広さからエリアを絞り込む
特に住みたいエリアなどはないが、予算は決めているという場合、家賃の予算をベースに探し、毎日が過ごしやすい部屋の広さやエリアを絞り込んでいくのがおすすめです。人気がないエリアや駅から遠いなどの条件によって、同じ賃料でも広さが全く違ってきます。予算をベースに探す場合は、住み心地に関する条件面や広さもある程度の希望を持っておくとよいでしょう。
エリアや家賃予算が決まった後の情報収集の方法
最近ではコンビニなどでも賃貸情報誌が手に入るようになっただけでなく、インターネットの普及により遠方からわざわざ足を運んで不動産屋さんを尋ねなくてもさまざまな条件を指定して物件を探せるようになりました。ただ、前者の場合、発売日の時点で希望する物件が成約済みになっているケースがあったり、後者の場合も、実際に店舗を訪れないと公開されないような物件があります。
それらは、住みたいと思うエリアの相場を見たり、家賃の予算を決める参考のために上手く活用するのがおすすめです。最終的には実際に足を運んで、住みたいエリアなどの不動産屋さんをマメに回ってみることで、より良い物件に巡り合えるかもしれません。