こんにちは。婚活FP山本です。世の中には「子供の健全な成長のためには両親が揃ってないと…」と考え頑なに離婚しない方が一定数います。実に正しい正論なのですが、不仲な両親を見て育つ方が悪影響という事も…。今回はそんな実話です。
頼れる先輩女性と結婚!最初は良かったが…
ある地方に30代後半の既婚男性Aさんがいました。Aさんは入社した会社の先輩女性Bさんに一目惚れ!仕事面でも頼れるBさんにAさんは益々燃え上がり、不慣れながらも猛アタックして結婚した経緯がありました。ちなみにAさんは過去、女性経験ナシ…。
結婚後はBさんの実家付近で不動産も購入し、その後娘にも恵まれました。一見実に順調そうな結婚生活でしたが、次第に段々とBさんが高圧的に…。職場と家庭の区別がつかなくなったんでしょうか…?ヒドい時はBさん実家の親も来て暴言・暴力の嵐でした。
娘のために耐える日々…娘から仰天の提案が!
本来草食男子なAさんは反撃する事も逃亡する事も無く、ひたすら耐える日々。結婚を悔い、離婚を考える事もありましたが全ては「娘のため」と考えて耐えました。そんなある日、中一になった娘から仰天の提案が!「母と離婚して」との事…。
聞けば娘はBさん同様、いじめっ子になっていたのです。それを数日前にクラス中から非難され、ようやく悪い事だと知ったとの事…。娘のための離婚回避のハズが娘に悪影響を及ぼしていた…この事実に一気にAさんは目覚め、ついに離婚を決意しました!
弁護士を挟み離婚&売却逃亡!ようやく平和に!
一人で戦える訳ないと考えたAさんは弁護士に相談し離婚交渉。同時に不動産も売却して逃亡、娘も転校して二人で再出発する事に!ちなみに本件が職場にバレ、Bさんは居づらくなって自主退職しました。また不動産は早期に売却でき、Bさんから慰謝料もゲット!
そしてこの離婚逃亡が落ち着いた頃、Aさんは不動産の売却金で娘と一泊旅行に出かけ、同時に過去を謝罪しました。不動産も売却して住まいも変わり学校も変わり娘としてもかなりの修羅場でしたが、今では父娘仲良くやってるとの事!どうぞ末永くお幸せに♪
おわりに
結婚相手のDVが娘の成長に悪影響を及ぼし、それに気づいて不動産を売却した上での離婚逃亡劇。いじめやDVは被害者だけでなく周囲にも悪影響を及ぼすものです。逃亡できるなら逃げるが勝ち!たとえ不動産を売却してでも逃亡しましょう。