こんにちは。婚活FP山本です。結婚において大多数の人が気にする問題の1つが「(相手が再婚の場合)子供の有無」。子供がいると大抵イヤがられます…。一方、自営業者は定年が無い代わりに年金保障が乏しいもの。老後で自営にミスったら?今回はそんな実話です。
自宅近くで自営!30代で子供連れ男性と結婚
ある都心部に30代の独身女性Aさんがいました。Aさんは20代後半で自宅不動産の近くに専門的な事務所を開業した自営業者。自営は順調…とは言えませんでしたが、ひとまず生活はできました。その一方、近頃では結婚願望が…。
ですが婚活は甘くなく、30歳を過ぎた自営のAさんは中々結婚に恵まれませんでした。むしろ年齢より、自営という点が厳しかった様子。そんな中なので、Aさんは7歳年上かつ子供連れの男性Bさんと結婚しました。正直、当時は妥協も相応にあったそうです…。
死別で関係ギクシャク…自営が廃業寸前
もちろん結婚後は当時中一の子供だった娘Cさんとも仲良くしようとしました。しかしなまじ女性同士だからか、反抗期真っ盛りの年だったからか、親と子供の関係は今一つ…。さらにその後、Cさんが高卒目前でBさんが病死してからは尚更に他人っぽくなりました…。
その後Cさんは大卒と同時に結婚して自宅不動産から出て、以後ずっと音信不通に…。Aさん的には「寂しいけど、仕方ないか…」な心境だったそうです。そして時は流れ20数年後、Aさんに別の問題が発生!競争の煽りを受け、自営が廃業寸前まで追い込まれたんです!
自宅を売却したが…結婚報告から同居へ!
数年前に自宅不動産を売却したAさんでしたが、その自宅不動産の売却金も底をつきつつありました。ほぼ国民年金のAさん一人では生活できず、自営を辞めても70歳近い年齢で雇ってくれるところも…。そうこうしてる間にも、どんどん不動産の売却金は減る一方…。
そんな折に救世主が!Cさんが子供の結婚報告のために来訪したのです。実はCさんは同居当時からホントは仲良くしたかったのに、どうしてもできなかったとの事。そして過去を詫びたCさんはAさんを引き取り同居する事に!売却金が底をつく前で良かったですね!
おわりに
結婚相手に子供がいたが当時は仲良くできず、不動産の売却金が底をつく直前に現れ、自営の自分を引き取ってくれた…。確かに結婚相手に子供がいればイヤかもですが、それは子供側だって同じ事。それでも子供を愛せば、肉親を超える事もあるのかも!…しかし不動産の売却金が尽きて自営を廃業してたら完全な行方不明でしたし、ホントに間一髪でしたね!