こんにちは。婚活FP山本です。近頃では少しずつ減少傾向ではありますが、それでも夢を求めて起業する若者は後を絶ちません!ですが現実は残酷で、起業家の多くは夢に破れます。一方、近頃では結婚してる身で起業する方も相応に…。今回はそんな実話です。

高卒で上京し20代で結婚出産、そして起業!

ある都心部に30代後半の既婚男性Aさんがいました。Aさんは大学入学に合わせて上京し、そのまま就職。その後20代で同い年の女性Bさんと結婚し、さらに子供も産まれました。ここまではよく見聞きする人生ですね。

ですがここからが違いました。Aさんは30歳を目前になんと会社を起業!もちろんこの会社起業は結婚前からBさんも承知の上でです。むしろBさん的には、Aさんの会社起業を応援するための結婚だった…とも言えるでしょうか。熱い二人ですね♪

低空飛行の会社業績…実家から出戻り要請!

ですが現実は残酷なもの。Aさんの起業した会社は一向に業績が上向きませんでした。むしろ近頃では下落傾向に…。またBさんも育児の傍らパートに出るようになりましたが、それでも焼け石に水でした。この頃はAさんは結婚や会社起業を後悔する事もしばしば…。

そんな折、Aさん実家の父から一本の連絡が!「妻が倒れた!もう会社起業は諦めて出戻ってくれ」と…。何でも母に多少ながら介護が必要になる一方、まだ父も働く必要がある身。このままでは実家不動産を売却せざるを得ないとの事でした…。

実家売却よりは…妻子のため会社清算し帰郷!

もちろんAさんにとっても実家不動産の売却は避けたいところ!一方、下落傾向とはいえ会社起業の夢は簡単には諦められません。1週間程度ですが、Aさんは随分悩みました。そして悩んだ末、結婚した自分が最優先すべきは家族と決断!

Aさんは実家不動産の売却を控えるよう言い、同時に会社清算に着手しました。幸い無借金経営だったので清算は速攻。こうして起業した会社を潰した代わりに実家不動産の売却は免れ、Bさんは介護と育児に、Aさんと父の二馬力で再出発となりました!英断でしたね!

おわりに

結婚した上で会社を起業したものの業績が伸びず、実家不動産の売却の代わりに潰して出戻った…。多くの起業家は「止め時、引き際」の判断で失敗するもの。それを結婚と実家不動産の売却危機がキッカケとはいえ、しっかり判断できて良かったですね!

関連リンク↓ 「不動産!離婚してまで定年起業して…結局失敗した男性」
/column/yamamotomasayoshi/23484/
 
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