こんにちは。婚活FP山本です。今や留まるところを知らない年配者に対する老害認定。気づかないのは本人だけですが、結局世の中は因果応報です。会社では許された悪態も、家族や地域からは許されずに離婚や地域追放に繋がる事も…。今回はそんな実話です。
家でも会社でも…定年を機に熟年離婚へ
ある地方に60代の既婚男性Aさんがいました。Aさんは大手企業を定年退職し、今や悠々自適な老後生活を満喫中の身。ですがそのお陰で被害を受けている方がいました…。それが長年連れ添った同い年の妻Bさん。
実はAさんは完全な亭主関白タイプ。家でも会社でもひたすら人を見下し、横柄な悪態を取る方でした。現役中はともかく今や24時間傍に…。とてもBさんは耐えられませんでした。定年後わずか半年でBさんは根を上げ離婚する事に…。
息子夫婦が売却逃亡!地域と関わるも…
離婚され一切の家事ができないAさんは、次に近所で別居する息子夫婦宅に頻繁に入り浸るようになりました。ですがここでもAさんは悪態…。離婚されてはかなわない息子は、不動産を売却してAさんから逃げる事に…。
妻に離婚され、息子夫婦に不動産を売却してまで逃げられたAさんは孤独が辛くなり、初めて地域活動に顔を出すようになりました。ですが長年の悪態が染みついたAさんの辞書に、反省という文字はありません。この地域活動ですら悪態…出禁になりました。
地域の方に警告され…自らどこかへ売却逃亡
そして出禁の際にある方が一言。「Aさん。言いたくないけど奥さんにも離婚されて息子には不動産を売却してまで逃げられたそうじゃない。その横柄な悪態直した方がいいよ」と…。久々に人から注意されたAさんはとことん激怒しました。
…しかしその怒りが収まった時、同時にAさんは自分の置かれてる立場をようやく理解したんでしょう。妻にも息子にも、そして地域にも見放されたAさんは自ら不動産を売却し、どこかへ引っ越していきました。何とも哀れな結末ですね…。
おわりに
会社という緩衝材が無くなった途端に妻に離婚され、次いで息子夫婦には不動産を売却してまで逃げられ、最後には地域からも…。自ら不動産を売却して逃亡するまで追い込まれた本人の悪態。定年を迎える方は、今一度自身の対応を客観的に確認しましょう。