こんにちは。婚活FP山本です。人の中には肩書きが偉くなったり経営者になると、途端に何事にも横柄な態度を取る方がいます。ヒドいとそれを家庭にまで持ち込む方も…。こういう人は男女問わず嫌われるものですが…気づかないのは本人だけ!今回はそんな実話です。
夫は不出来な社員?定年と同時に熟年離婚
ある都心部に50代の既婚女性Aさんがいました。Aさんは30代で少し年上の会社員男性Bさんと結婚。また同時期に会社を興し、出産や不動産購入をしつつも以後、経営に育児に奔走してきました。ちなみに経営は順調…とは言えませんが、ひとまず社員は数名を雇用!
一方Aさんは少々性格に難があり、家でも会社でもパワハラが横行。Bさんの事をずっと不出来な社員扱いでした。Bさんは長年子供のためを思って耐えてきましたが子供も巣立ったため、定年と同時についに離婚を宣告!
不動産は夫に!5年後、会社倒産の危機が…
さすがにBさんの勝手(?)な離婚宣告にAさんは荒れましたが、結局離婚する事に!そして共有財産はAさんが、不動産はBさんが取得しました。ちなみにAさんはこの際「その気になればいつでも再婚できる!」と考え、所在が分かるよう不動産を渡したそうな…。
一方離婚後、Aさんの経営する会社は不況の煽りを受け一人、また一人と社員が辞めていきました。そして離婚5年後にはついに倒産の危機に…。ここでAさんは再婚を前提に、離婚後初めてBさんのいる不動産を訪れました。
不動産売却して逃亡し再婚済!生活保護寸前に…
そしたらビックリ!何とBさんは不動産を売却していたのです。まさか不動産を売却して逃亡するとは思ってなかったAさんはすぐさま電話!すると何とBさんは不動産を売却したばかりか、再婚までしていたのです。
Aさんは「何でそんな勝手な事するの!」と大いに怒りましたが、不動産売却も再婚もBさんの自由。また子供も当時のパワハラ被害者だったので無視されました…。結局その後、経営が回らず会社は倒産し、Aさんは生活保護寸前に…。色々ヘンな話でしたね。
おわりに
当然のように離婚され、不動産の売却や再婚にはなぜか自分の許可が必要と思い込み、そして経営が行き詰って倒産…。どれだけ人を見下せばこういう発想になるんでしょうか…?ひとまず、離婚すれば不動産の売却も再婚も人の自由です。経営者はご注意を!