こんにちは。婚活FP山本です。男性の婚活や結婚は「どれだけ夢を見せられるか勝負」なところがありますが、結婚後の生活は強い現実!夢を見せすぎると、女性は夢と現実の落差に耐えられない事も…。今回はそんな実話です。
失敗続きの婚活…実家の売却金を生前贈与!
ある都心部に30代の独身男性Aさんがいました。Aさんは結婚したい一心でひたすら婚活をしてましたが失敗続き!ちなみにAさんの年収は約400万と決して低くはないですが高くもなく、婚活デートでも節約的な行動が多かったんです。現実は残酷ですね…。
そんなAさんの元に、ある日朗報が!両親が実家不動産を売却して駅前に移住する事になったんです。そして不動産の売却金の一部を生前贈与してくれました。そこでAさんは、この不動産の売却金を過去の反省から婚活資金にする事を決意!
売却金で豪華婚活!ついに結婚に至った…が
一方その後、婚活パーティで同い年の女性Bさんとの良縁がありました。Aさんは不動産の売却金を使って、不慣れながらもなるべく豪華な婚活デートを継続!一年後、ついに二人は結婚する事になりました!残った不動産の売却金で結婚式等の準備もバッチリ!
こうして不動産の売却金を使い果たしたAさん夫婦は、その後普通の結婚生活を始めました。一応婚活中、お金の出所は実家不動産の売却金だと説明し、同時に結婚するまでの話だとは言っていましたが…。さて、現実の結婚生活は?
婚活中との落差に耐えれず…そして離婚へ…
ある意味これはお金で買った結婚。結婚した途端に切り替わった本来のAさんの節約生活に、Bさんは段々としんどくなってしまいました。なまじ婚活中は不動産の売却金を元にした豪華なデートだったからこそ、尚更現実に落差を感じたんでしょうね。
結局「お金の切れ目が縁の切れ目」と言いましょうか。Aさん夫婦の結婚生活は3年もたずに離婚となりました…。ちなみにAさんは現在再婚活中ですが、今回は不動産の売却金ナシですから前回同様苦戦中です。Aさん、どうかもう一度結婚できる日までガンバって!
おわりに
節約で婚活に苦戦し、不動産の売却金でどうにか結婚にこぎつけたものの、結局現実に耐えられずに離婚になった…。何とも悲しい話ですが、夢は見せすぎると現実との落差が強まるもの。不動産売却等でお金があったとしても、適度なところで止めておきましょう。