こんにちは。婚活FP山本です。今時は結婚しても共働き＆家計別が基本ですが、まだまだ結婚したら妻は専業主婦＆家計共通で妻管理という家庭もあります。そして後者の場合、夫が知らぬ間に妻が浪費してしまう事も…。今回はそんな実話です。
妻を専業主婦に！家計は任せっきり
ある都心部に40代の既婚男性Aさんがいました。Aさんは30代前半の頃に少し年下の女性Bさんと結婚。そして結婚後はBさんに専業主婦になってもらい、家事や育児、家計の事などを一手にやってもらっていました。
ちなみにAさんはどちらかと言うと倹約派。普段の食事や衣類などにもなるべくお金をかけませんでした。せいぜい例外は教育費や子供のためのお金くらい。そしてBさんもAさんの考えに共感し、なるべく家計では節約を心掛けて貯金する日々でした。
実家を相続＆売却！つい節約の反動が…
そんな慎ましやかながらも幸せだったAさん一家に、ある時転機が！Aさんの親が亡くなり、実家不動産を相続する事になったのです。一人っ子で地方の実家に戻る気も無かったAさんは実家不動産を売却する事に！
「売却金は今後の教育費と老後資金に充てよう」と夫婦で話し合ってたのですが…。この実家不動産の売却金はBさんを変えました。実は本来Bさんは浪費家！長年の節約生活に疲れてたのです。「こんなに貯金あるんだし少しくらい…」と少しずつ外で散財するように…。
大学の学費相談で発覚！奨学金等で何とか！
そんなBさんの浪費が発覚したのは子供の大学入学前！なんとBさんは学費にも困る程に例の不動産売却金や貯金を散財していたのです…。初めて家計と貯金の状況を知らされたAさんは激高し、Bさんの必死な謝罪も無視して離婚を宣告しました。
Aさん的には不動産の売却金も合わせて3～4千万あると思ってた家計の貯金がほぼゼロなんですから、当然の怒りですね。ちなみに学費は奨学金と教育ローン等を使って何とかなりました。不動産の売却金をほぼ全額浪費…借金が無かっただけまだマシだったのかも。
おわりに
一度浪費を覚えると家計や貯金は一気に狂います。たとえ高額な不動産の売却金であっても数年あれば簡単です。モノが残らない形の浪費、例えば外食や交際費は周囲も気付きにくいですし、結婚して家計を一方に任せるにしても時にはちゃんとチェックしましょう！
